COLUMN

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2021.10.15

セーター選びの条件

北海道の冬は寒い。何年住んでいてもやっぱり冬は寒い。でも道外に住む知人と話していてふと気づいたことがある。北海道は寒いけどこの地域に住んでいると、その寒さをしのぐ知恵が染み付いているし、寒さに打ち勝つ道具のようなものを使うから、思っているほど「寒い冬が辛くて辛くて耐えられない」ということにはならないのだ。家の作りだったり、暖房設備や、食べるもの、身につけるもの、着るものも冬仕様。私自身一番冬に欠かせないと思うのは、暖かいセーターだと思う。暖房とかももちろん絶対に欠かせないけれど笑

冬になると毎回思う、やっぱりセーターは暖かい!いや、セーターを着るとそこまで寒くない!暖かいな〜と常々思えなくても、”寒くない”というのはとても重要だと思うのだ。

 

セーターの選び方は人それぞれだと思うけれど、個人的には着心地が一番重要なポイント。絶対条件としてチクチクしなくて、肩が凝らなくて、着ていて窮屈じゃないものが良い。そしてふわふわ柔らかくて、着たくなるような触り心地のものが良い。..セーター選びは、他のお洋服よりもなんだかワガママな選び方になってしまうような..?

暖かいけど1日着ると肩が凝るセーターはやっぱり着る頻度が減るし、最終的には着なくなってしまう。チクチクとあの刺さる感じがするようなものはどうやってもやっぱり着られない。今まで何着ものセーターをタンスの肥やしにしてしまったなぁ..

 

何が言いたかったかというと、セーターの中でも私は肌触りがとっても優しいカシミアセーターが大好きだということなのですが、20代前半の頃、すごく思い切ってカシミア100%のセーターを購入してから、すっかりこの手触りの良さ、着心地の良さに虜になり、寒くて憂鬱だった冬をウキウキさせてくれるようなものに出会えてよかったなぁと心底思うのです。冬は気に入ったセーターが何着かあるだけで劇的に過ごしやすくなるんじゃないか?と思うほど、セーター選びは冬を快適に過ごすためにすごく重要なことなんじゃないだろうか?

特にTOUJOURSの冬の定番的なアイテムであるこのカシミアセーター。
先述したような、自分自身が思う ”セーター選びのワガママな条件” どれにも当てはまって、とてもお気に入りなのです。カシミアといえば肌触りがよい、という印象をきっとお持ちだと思うのですが、チクチク感が全くないのはもちろんのこと、とても軽くて、たっぷりとしたシルエット、中にワンピースなどのたっぷりしたものを重ねてもバランスが良いのはサイドのスリットと丈感が絶妙に良いから。たっぷりしているけど風合いにとろみがあるので自然にトロンと落ちる感じがあって、肩が大きく見えないところも嬉しい。(むしろ一番重要なポイント!?)

このセーターをすごく愛用してから数年後、またまた思い切って色違いを買い足して、お気に入りのカシミアセーターが3着となり、冬は毎日毎日ローテーションで着ています。私自身としては、この極上セーターは冬を快適に心地よく過ごすための道具といえます。特別着ではなくて日常着として、MINGで展開したかったアイテムの一つです。寒い時期は長いから、寒い時期の装いを楽しめるようなセーターを是非皆さまにも手にしていただきたいです。

徳永

※TOUJOURS / Rib Stitch Crew Neck Big Pullover
Heather Oatmeal→https://minghokkaido.thebase.in/items/53084799
Heather Brown→https://minghokkaido.thebase.in/items/53084957

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