COLUMN

-07

2021.11.18

FOLK EQUIPMENT

“FOLK EQUIPMENT” 普段の生活がワクワクするような私たちなりの民具を集めたイベント。いよいよ明日金曜日から開催です。ラグを中心にご紹介してきましたが、他にも実物をご覧いただきたいものがたくさんあるのです。これは何?何に使うもの?どこでどうやって作られてるの?私たちも初めて目にした時、そんな興味が湧いたものばかりで、日常取り入れたら楽しそうだなぁと感じてセレクトをしてきました。

<MOROCCO 陶器>

モロッコの南部にあるサハラ砂漠にほど近い小さな村”タムグルート”で作られた陶器。タムグルートはモロッコの3大陶器生産地のひとつで、この地のオアシスの土を使って作られます。美しい緑の発色はこの地域の土でしか出ないのだそう。ひとつひとつかたちもサイズも表情も違って選ぶのが楽しくなります。この荒々しさにもなんだか惹かれてしまいました。モロッコのオアシスの土を使っている陶器!?なんて興味深いんだ!と興奮気味にセレクト。笑

<MEXICO / 陶器>

メキシコのフランシスコさんが作陶しているトレイやピッチャー。素焼きのような独特の風合いに惹きつけられてしまいました。落ち葉などの植物を一緒に窯に入れて炭化させ、黒く焼き上げた”黒陶”。トレイは普段のお料理やデザート、インテリアにも。ピッチャーは飾っておきたくなるような魅力があります。お花を生けるのもとても素敵。

<INDIA / QUILT>

ひと針ひと針手作業で刺し子を施したインドのVINTAGE QUILTに、奄美大島で藍染や泥染や藍泥染を施したもの。何回、何十回と染めを繰り返したとても深い色味に目を奪われてしまいます。元々のキルトの色や刺し子により染め上がりの表情が異なります。ソファーやベッドにかけたり、床に敷いてラグとして使ったり。細かな手作業により何代にもわたって受け継がれたキルトは、眺めているだけでもなんだかワクワクします。

<MYANMAR / “NAGA” TRIBAL CLOTH>

ミャンマーのナガ族の布。村の人から直接譲ってもらったというこの布は、現地では子供をおぶったり、纏ったり、色々な用途で使われているそう。刺し子で丁寧に直されていたり、長く大切に使われてきたことが滲み出ています。用途は様々ですがインテリアにもとても素敵に馴染みそう。

<MOROCCO / HIKE>

HYKE(ハイク)と呼ばれるウールの大判の布は、モロッコの山岳地域に住むベルベル人の女性が手作業で織り上げていたもの。現地ではポンチョとして使ったり赤ちゃんを包んだり、生活に欠かせない布でした。適度な厚さがあるので、ソファーにかけたりラグにしたり用途は様々。

<AFRICA / スツール>

アフリカのトンガ族、セヌフォ族の手彫りのスツール。なんと一本の木をくり抜いて作られているのです。時間をかけて作られたことが想像できますよね。一つ一つ個性豊かで力強さが感じられます。リビングに、飾り台に、玄関に置いてちょっと腰掛ける椅子にも便利です。

<韓国 / スッカラ>

韓国の古い真鍮のスッカラは一つ一つ職人が手作業で作っているもの。手作業ならではのゆがみやいびつさ、古くに作られ実際に使われていたものなので、すり減った様、艶を増した真鍮もまた味わい深くて魅力的なのです。使いやすいのでぜひ日常使いに。

 

いかがでしたでしょう。写真では伝わらない魅力、空気の漂うものばかりですので、ぜひ実物をご覧いただきたいです。それでは明日より3日間、皆様のご来店を心よりお待ちしております!

“FOLK EQUIPMENT”
selected by MING folk equipment

 

日時 : 11月19(金)〜11月21(日)
営業時間 : 11:00〜19:00
会場 : MAGAACY
住所 : 札幌市中央区北1条西27丁目2-15 ∴ (ユエニ)ビル1F / B1

Copyright © MING. All Rights Reserved.