寒い冬がやってきた。とはいえ私たちMINGの暮らす地域の冬の寒さはまだまだこれからなのだけれど。前まではただただ「冬＝寒い」となんだか憂鬱な感じもしたけれど、最近は寒さを凌ぐ術を身につけたのか、あのツンと突き刺さる様な寒さと、キリッと澄んだ冷たい空気を浴びるのがなんだか楽しみでもある。冬には冬ならではの道具があって、しっかり装備をすれば快適に過ごすことができるし、特に冬には、寒さの厳しい過酷な地域で使われている素材を身につけるのが良い、と寒さが増すほどに実感できます。
私自身、普段お家でゆったり過ごす時は決まって軍パンと楽なトップス。スウェットやミリタリーのシャツはシワも気にせず洗濯も楽だし、とつい手に取る定番のアイテム。そんな普段の格好にTOUJOURSのウールカシミアのコートを羽織って出かける。このコートはどこへ行くにも、近所でも遠出でも、どんなシーンでもさっと纏って出かけられるコートなのです。着心地が軽くて、窮屈感がなくリラックスして着られる。それに目がしっかり詰まっているから風も通さずとても暖かいし、コットンシルクの柔らかい裏地もついている。袖を通した時にひんやりする感じもなくてとても心地が良いのです。
極上の素材で上品さの漂う１着ではあるけれど、そんな魅力のあるコートだからこそ特別な日に着ていく１着としてだけではなくって、日常にたくさん着てこそ魅力を実感してもらえるコートだと思っています。大人になるとやはり１着は上質で流行り廃りなく長く自分の定番として着られるアウターを持っておきたいものだ。
四方八方どこから見ても美しいシルエットに惚れ惚れしてしまいます。そんなコラムを描いている今日も軍パンとロシア軍のヘンリーネックシャツを着ています。気づけば上下ともミリタリーものになってしまいましたが、この上にTOUJOURSのコートを纏ってさぁお出かけに行ってきます。 徳永
※TOUJOURS /Side Seam Vents Coat
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