COLUMN

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2021.05.27

MING folk equipmentです。

初めまして、MING folk equipment(ミング フォークエキップメント)です。こちらのコラムでは、随時商品の紹介や普段の出来事などをお伝えしていきたいと思っています。最初の投稿はまず私たちの紹介を。私たち夫婦はこの2021年春、MING folk equipmentをスタートしました。お店の名前でもある “MING(ミング)” はまさに民具という意味。人々が生活の必要のために、工夫をし、機能性を追求し、長い年月をかけて繰り返し伝承されてきた用具のことを総称して “民具(Mingu)” といいますが、装飾品ではなく生活のいち道具として使えるお洋服や手仕事から生まれる日用品などの日常に欠かせないような私たちなりの民具を提案していきたい、という思いからMINGという名前をつけました。

●店主 岩谷洸太郎(イワヤコウタロウ)

はじめまして店主の岩谷です!私は10代の頃からセレクトショップで働き、ヴィンテージからデザイナーズブランドまで沢山の洋服の魅力に触れさせて頂きました。妻も同じく関西の服飾の専門学校を卒業後、某ブランドに就職し20代半ば頃より私と同じ会社に転職。

そんな洋服にどっぷりと浸かってきた私たちですが、年齢を重ねていくことで心境の変化もありました。今までは友人たちと遊びに行く時にカッコつける為 (自己アピール?)の洋服でしたが、30代を過ぎ自分も周りの友人たちも家庭や世間体での立場も変わり、肩肘張らずに着心地が良いと思えるものだったり『なんか好きなんだよな〜』と愛着の湧いているものを素直に受け入れられるようになり、自分というものが構築されてきたと思います。

そんな私たちのクローゼットをふと見返してみると、こすけたオリーブやインディゴのパンツ、そしてクタクタになったコットンシャツ、、しかも他人から見るとどれも同じような色味や雰囲気のものばかり、、、笑 その時改めて自分たちが好きなものは実用的なミリタリーやワークウェアであり日常着なんだなと再確認できました。

 

私たちMINGでは、トレンドに関係なく「自分自身の定番として使ってもらえるもの」、「数年後にクローゼットに残っているもの」、「もう1つ同じものが欲しいと思ってもらえるもの」、そんなキーワードを軸に洋服や日用品をセレクトまたはオリジナル商品を製作していこうと考えています。これからMINGのアイテムが皆さんの生活の道具として活躍してくれることを願っています!

●店主 徳永麻美(トクナガアサミ)

初めまして、店主の徳永です。夫も書いていたように私たちが好きなものは実用的な日常着なのですが、色々なお洋服を持っていてもつい着ちゃうものがあったり、食器をたくさん買い集めていてもついつい手に取る器があったり、コップやカトラリー、バスタオル、フライパン、靴下や帽子もカバンも、つい手に取っちゃうものってどれも”なんかちょうど良い”もので、最新式で機能的だから良いというわけでもなく、つい使いたくなるお気に入りの生活道具はどれも決まっていろんな意味でちょうど良い。”ちょうど良い”というのはMINGで大切にしたいテーマのようなものでもあり、徳永家では昔から ”ちょうど良い〜” と褒め言葉で口癖のように言っていたこともあるくらい笑、昔からなんか好きな言葉なのです。

30代を過ぎてからは、何周も回って結局好きなものは変わらないんだな〜ということもすごく感じています。ぐるっと回って10代の頃に着ていたようなものをまた着ていたり、そんなに好きだと思えるものがあるのも嬉しいことなんだなと思ったりもしています。MINGではそういう好きなものを自分たちらしく、何事も背伸びをせずにご紹介していきたいと思っています。日常のお洋服も、日々のお食事も、住まいもどれも同じく大切に、MINGのアイテムが皆様の暮らしに欠かせないものとなれば嬉しいです。

MING folk equipmentではオンラインショップを始め、また催事で様々な場所でPop-upイベントを行う予定です。そして秋頃を目処に実店舗がスタートできるよう準備も進めています。私たち自身が日々の暮らしの中であったら良いなと感じるワークウエア等、MINGオリジナルのものづくりも進行中です。こちらのコラムで随時ご紹介していきますので、これからもお楽しみにしていただけると嬉しいです。

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