COLUMN

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2023.01.14

家でこそ着たいカーディガン

休日、家で珈琲を飲みながらのんびりする時間はささやかだけどとても大切な時間だ。我が家は暖かい時期は出かけたり湖に行ったり畑で土いじりをしたりと外に出る時間も長いけれど、寒くなるともっぱら過ごすのは家の中ばかり。せっかく北国にいるのだからウィンタースポーツをやってみようかなぁと、そんなことを毎年言いながら気づけば10年くらい経っている笑 冬は家でゆっくり過ごすのが結局好きなのだ。そんな家時間にリラックスして着られる暖かなカーディガンが長らく欲しかった。ストレスがなくて心地よいカーディガン。そして何より愛着を持って長く着続けたいと心からそう思える1着を。

 

家にいる時に身につける洋服は意外とないがしろにしがちだけど、私たちは過ごす時間が長い”家”だからこそ心地よいものを身につけたいと思う。TPOをわきまえれば最近は家着と外着を分ける必要も少なくなってきた気もしている。

この冬、入荷を心待ちにしていたのがこのSOLNORDのカーディガン。北海道羊毛のセーターを私たち道民が北海道の生活で使う。それだけでも愛着が湧いてくるのだが、それだけではなくどういう環境でどんな人たちに愛情を持って育てられた羊なのか、そしてその羊毛をどこでどうやって糸にし、どんな人がセーターに編み立てているのか。その全てがクリアで人の顔が見られるセーターを手にしたのは私自身初めてのことだ。もちろん着心地も素晴らしい。軽くてチクチク刺さる感じが無くて着ていてストレスがない。

見た目(デザイン)はシンプルなものが良い。デザイン云々よりもその物自体に惹かれてものを選びたい。きっとそんな1着は何年経っても大切な1着として、自分の冬の定番セーターとしていつまでも手元に残り続けるだろう。

(徳永)

以前は僕たちもお店に出勤し仕事をするという環境でしたが、ここ最近はどちらかは家に残り在宅ワークをしています。在宅ワークをしている時はほとんど誰かと会う事がないので、洋服はお洒落をすることより着心地重視。そして何よりも朝の慌ただしい時間にその日の洋服を迷いたくない。その迷っている時間が勿体無いし迷った挙句、なんか気に入らないんだよな〜となるのが嫌になり、バリエーションではなく、気に入った同じ洋服を毎日着られるように何枚も持っていたい。という結論に至りました。

 

ジーンズにお気に入りのカットソーorシャツ、その上に暖かくて軽いニットが着られれば毎日それで良いという考えだ。一見ズボラなようにも感じるのだが、このワードローブを構築していくのが意外と難しい。なんせ毎日着ても良いと思えるくらいのアイテムに出逢わないといけないからなのだ。

 

そんな中ワードローブに新しく仲間入りしたのが、このSOLNORDのニット。ニットは同じ糸さえあれば何度もリペアが可能という点も、長くワードローブに居座ってもらうには好都合。たとえ同じコーディネートをしていたって着始めた頃と10年後ではきっと違うものになっているはず。リペアが沢山施されたニットと新品のニットを同時に眺める事ができた時、自分はどんなことを思うのだろう?と今からその答え合わせが楽しみでなりません。

(岩谷)

※ONLINE SHOP
・SOLNORD / Buttonless Cardigan (Natural)
→https://minghokkaido.thebase.in/items/63728368

・SOLNORD / Buttonless Cardigan (Natural Gray)
→https://minghokkaido.thebase.in/items/70524835

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