いざという時につけるではなく、気づいたらつけているというものこそ優れたワークウェアだと思う。いつも家の同じ場所にかかっていて、作業をする時には何も気にせずとにかくこのエプロンをつける。そんな姿がこのエプロンの理想の姿だ。私たち自身、数年前に札幌市から離れて、住まいを少し離れた場所に移してからは、日常で必要な洋服も少し変わってきた。家で過ごす時間や、愛犬との散歩、庭作業や畑作業をしたりと、何かと汚れることが多くなった笑
前まではアウトドアシーンや自宅で料理をする時に限って使っていたエプロン。でも今ではエプロンが日々欠かせなくなった。庭で土いじりをしたり、家庭菜園をしたり、薪を運んだり、今時期は山菜を採りに行ったり、愛犬との散歩コースも木々が茂っているからエプロンが欠かせなかったり。とにかく外に出る時間が多くなったのでいつも大体エプロンを身につけている。それはもちろん基本的には汚れを防ぐため、なのだが、エプロンをつけると”よしやるぞ!”というスイッチも入る気がしている。
外で実用的にエプロンを使うまでは、エプロンって単純に服が汚れるのを防ぐためのものだと思っていたけど、それだけじゃないことにも気がついた。草木の枝や棘が刺さったり引っかかるのをエプロンが守ってくれたり、木を切ったり薪を運んだりする時には木クズが飛んでくるし服のポケットがクズだらけになったり、ペンキや防腐剤を塗る時も、気をつけていたつもりでも意外に服にベッタリ付いてしまったり、畑作業の時もエプロンのポケットにハサミや麻紐とか畑道具を入れておくと作業もしやすかったりと、いろんなシーンでエプロンの利便性を実感しています。
この間の休日は種蒔きに向けて畑の準備!我が家の限られたスペースでの野菜作り。今年は何を植えようか、土はどうやったら良い土になるのかだとか、よりよく育つために枕木で畑に高さを出してみようだとか…冬の間ずっと考えていたことを少しづつ実践。
土いじりにはやっぱりエプロンは欠かせないので、実際にこの数年、このワイナリーエプロンを身につけて作業をしていますが、使ってみてこそ感じられたことが多々あります。その一つがまず生地の良さ!先日リリースしたRailway Pants、First Aid Bagと同じ生地なのですが、やっぱりこのイギリス製のコットンツイル生地はガシガシ洗濯を繰り返して少しやれてきた時に本領を発揮すると思っています。洗濯を繰り返すと生地がギュッと詰まって、ガッシリと生地にコシがでて、さらに使っていくうちに柔らかな風合いになっていく。生地が少し色褪せて、所々汚れたりシミがついたりした様もとても格好良い!と惚れ惚れしてしまうほど気に入っている生地です。
それから着け心地の良さも実感しています。個人的に一番のポイントは両サイドのポケット。このポケットの位置が特徴で、体の横の部分にポケットがくるので、ポケットに道具を入れていても邪魔にならず作業がしやすい。ポケットの作り上、中に土や埃が入りにくいのも嬉しい特徴だと思っています。(携帯電話をポケットに入れて畑作業をしていても土まみれ埃まみれにならない。これは結構嬉しいポイントだと思う..!)ポケットに膨らみのあるものを入れていても邪魔にならないので、私はよく愛犬の散歩の時にペットボトル500mlをポケットに入れて出かけている。それでも邪魔にならないのはとても嬉しい!
この後ろのベルトはなるべくきつめに絞って使って欲しいと思っています。一般的なウエストを紐で結ぶタイプのエプロンのポケットに道具を入れて使おうとすると、どうしても重みで紐が緩んできてしまって肩も凝りやすくなってしまう。でもこのウエストをベルトで締めるタイプだと、紐が緩んでくることもないのでとてもホールド感があって安心感のある着け心地になっていると思います。
(未洗いの状態だと生地が縮んでいないので、小柄の方だと少し大きい感じがするかもしれませんが、洗いを繰り返すと丈とウエスト部分が縮みますので、丈詰めやウエスト詰めは2、3回お洗濯をしてからがお勧めです。)
丈の長いエプロンはこうして収穫した野菜を運んだりもできますよ。それから薪を何本か運んだり。キャンプでは焚き火も醍醐味なので、枝拾いも重要な時間。そんな時にも便利だなあと思っているので今年はキャンプで早速実践してみたいと思っています。すっかりこのエプロンは我が家の日常のユニフォームです。
徳永
MING / Winery Apron(Cotton Twill Navy)
→https://minghokkaido.thebase.in/items/57526481
MING / Winery Apron(Cotton Twill Khaki)
→https://minghokkaido.thebase.in/items/57526502