インドカディやインドの手刺繍と聞くだけで何だかワクワクしてしまう。インドの手紡ぎ手織りの生地には機械では表現できないようなあたたかみというか、丁寧に時間をかけて作られたものにしかない空気感があると思うのです。そんなインドの手仕事に触れた時の高揚感に私自身長年魅了されています。思い返せばインドの手仕事に初めて触れたのは高校生の時。母がよく行っていた洋服屋さんで手にしたブラウスがとても可愛くて、それ以降10年以上気に入って着ていました。当時は知らずに着ていたけど、それはインドカディというもので手紡ぎ手織りならではの凹凸のある風合いと細かなカットワークがとても可愛かったのです。
今回からお取り扱いが始まった”KROMALUDI(クロマルディ)”はそんなインドの手仕事だったり、優しい雰囲気の漂う素材感を存分に感じられるお洋服です。気持ちの良い素材・面白い素材に遊び心を加えて、少し特別な普段着を提案しています。
今回MINGではシルク×コットンのセットアップをセレクトしました。シルクならではの上品さと光沢感があって、それでいて何だかリラックス感のある雰囲気。普段のカジュアルな装いにもぴったりなアイテムなんですが、イメージはちょっとお出かけするときだったりお食事に行くとき、それから結婚式なんかのお呼ばれのシーンにも着られるセットアップというところにとても魅力を感じました。何より自分自身が、そういう”普段着っぽいんだけど特別な時にも着られるお洋服”を長年探していたので、このセットアップを目にした時とっても嬉しかったのです。
歳を重ねるにつれて、ちょっとかしこまったシーンやお呼ばれの場も少しづつ増えていきますが、オケージョン用のドレスやスーツはあまりに着る機会が少ないので、この”少し特別な日常着”というKROMALUDIのセットアップはとても魅力的だと思うのです。個人的に女性らしいパンプスやハイヒールが履けないので画像のようなメンズライクなシューズに合わせることがほとんどですが、足元やアクセサリー使いで印象もかなり変わると思います。セットアップ自体がとってもシンプルなので、その分その人の個性が際立つ気がします。
黒がとっても深くて、嫌味のない光沢感がとても綺麗。ワインレッドも落ち着いた深い色味なので普段色物を着ないという方でも取り入れやすいと思います。デザインはインドの男性ものの民族衣装をベースにしていてサイドのギャザーが特徴的です。横からのシルエットの感じも素敵なのです。そして生地は柔らかくてしなやかなコットンシルク素材で着心地もとても軽いです。秋冬物として入荷したアイテムですが1年を通して着ていただけますよ。
インナーにタートルを合わせて、
カジュアルに軍パンと合わせて、
軽い素材なのであえてモッフリと暖かなニットを合わせて。
セットアップも、それぞれ別々にも、色々な着こなしが楽しくなるおすすめのアイテムです。このセットアップを着てお食事に行くのが今から楽しみです。
徳永
※online shop / KROMALUDI
https://minghokkaido.thebase.in/categories/3862100