COLUMN

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2023.04.27

盲点だった Barbour “DURHAM”

最近になって思うことがある。それは自分を取り巻く環境が変わると習慣が変わり、着る洋服も変わるということ。僕自身は3年ほど前に札幌の街中から隣の市に引越し、さらに最近は念願だった愛犬が仲間入りし、ガラリと日常が変わったと感じる。なので1日の始まりは近所の散歩から。朝は大体1時間、夕方は30分くらいの日に2回がお決まりだ。これを守らなければウチの愛犬は家の中で猛獣と化すのだ笑 天気が悪くたって奴は関係ない、雨の日も強風の日も散歩に行かなくてはならないのだ!そんな時に着るようになったのが本日紹介するBarbour / Durham (ダラム)というモデルだ。

 

Durham / Olive

このDurhamというモデルは、正直なところ全くと言って良いほど興味が無かった。同ブランドといえばこのモデルの他にもっとメジャーなモデルがあるし、わざわざこれをチョイスする理由が無かった。だが、最近になって見る目が変わった!むしろ盲点だった…

一体型のフード
ショルダーのアンブレラヨーク
4オンスのオイルドコットンと裏地のブラックウォッチ

このモデルには他のモデルには無い、決定的な違いが3つある。1つは通常のモデルは6ozなのに対して、よりライトオンスの4ozオイルドコットン生地が使われていて、より暖かい春夏に着ることを想定して作られている。2つ目は唯一フードが一体型。(他のモデルはオプションとして別売りのフードを買い揃えなければならない)3つ目は代名詞と言える裏地のタータンチェックが、このモデルのみ僕が大好きなブラックウオッチチェックだったということ。しかも裏地も表地と合わせて軽く柔らかい生地が使われているので、Tシャツの上に羽織っても着心地が良いのだ。

Durham / Navy

雨男でしかも天邪鬼なめんどくさい性格をしている僕は、やはり釣りやキャンプなどでも人と違うものが着たくて、これまでにBarbourのBIDALE や BORDERを着て行ったこともあった。だが、なんせレジャーシーズン真っ盛りの時は暑いし、雨の日に着るのになんでフードがついてないんだよ!と疑問ばかりで、最終的にはアメリカ物のマウンテンパーカーに落ち着いていた。でもベタすぎて正直なところ納得はしてなかった。そんな全ての悩みをやっと解決してくれたのがこの”Durham”というわけです。

このモデルに出会ってからは、雨の日の散歩も本当に快適になった。なんでもっと早く気づかなかったのだろうとさえ思う。あとは、しっかりとリプルーフ(オイルの塗り直し)など手入れをして使い込んでみようと思う。新しい相棒とは末長い付き合いになりそうだ。

・Vintage Barbour Durham Olive / C38

・Vintage Barbour Durham Navy / C40

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