COLUMN

Swedish Army Grandfather Shirts は、間違いなく僕の日常着として欠かせないシャツの１つ。「シャツ」と聞くと襟付きの白いブロード生地でできたような少し畏まった印象があるかもしれませんが、このシャツに関しては全くの別物。

白で襟付きではあるものの、僕はかれこれこのシャツと出会って10数年もっぱら休みの日にしか着たことがない。僕としては休みはとにかくコーディネート云々楽な服が着たい。欲を言うとそれ１枚でサマになるのが好み。パンツはジーンズでもチノでも軍パンでもとりあえずそこらへんに転がってるやつ穿いちゃえ！ってくらい適当に着ちゃってもなんとなく格好ついてしまうこの気軽さが好きだ。

休みの日に着るくらいなんでシワシワは大歓迎。この年代特有の生地感はアイロン掛けずに洗いざらしを楽しんでほしい。生地屋さんでこれに近い生地を探そうと試みますがやっぱり無い。近いのはあるし十分質も良い。でもそれはなぜか好きにはなれない。このオリジナルの生地を知ってしまったせいだろうか？

普段はタックアウトで着ることが多いのですが、男性の方には上の写真のように休日のタックインスタイルもおすすめです。

ビルケンとデニムのコーディネートは、素敵なオジ様の理想的休日スタイル。歳を重ねれば重ねるほど似合うようになっていくのかもしれない。(僕はまだまだ…)

北海道はまだまだ寒いので今時期はアノラックパーカーやショート丈のブルゾンなどとのレイヤードも防寒性があって良いです。

裾から覗かせる感じもコーディネートにメリハリがついていいです。マンネリ化したアウターを新鮮に見せてくれる効果も。

ホワイトの他、男性の方にはブラック(後染め)も大人な雰囲気で使いやすいです。長年使うとブラックが褪せてグレーのような感じになりその雰囲気もまた◎

僕たちのお店 MINGはファッションというよりも日常着を提案する。がコンセプトの１つとしてあるので、お店を始める時に頭に真っ先に思い浮かんだアイテムはやっぱりこの手のミリタリーシャツでした。歳をとって爺さんになった頃、このグランパシャツが似合っているような素敵な歳の取り方ができていたらいいな〜なんて思うのでした。

✳︎ MING folk equipment ONLINE SHOP → https://minghokkaido.thebase.in

詳しい年代や元々の用途などは上記の商品ページで詳しく書いていますので興味のある方はそちらもご覧になってみてください。

岩谷