COLUMN

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2021.06.21

うつわについて part.2

前回のコラムに引き続き、今日は僕岩谷がうつわについて書いてみようと思います。僕は、とにかく食べることが好きです!おいしいものを食べているときの高揚感と言ったら他に例えようがないですよね!雰囲気の良い素敵なお店で外食するのも良いですし、家でしか味わえない安心感に浸れるおうちご飯も好きです。特に最近だと外食する機会もめっぽう減り、自宅で食事することが多くなったなんて方も多いのではないでしょうか? そんなこともあってか、うつわの魅力は増々見直されているように思えます。

個人的にうつわを選ぶ基準はとても単純で、見た目が素敵とか家の雰囲気に合うか?と言うよりも、直感で自分が好きかどうか!それだけです。笑 うつわって歴史があり奥が深いものなので、どこか難しい(堅い?)印象もあると思うんですが、自分の家で使う物ならそのくらい気軽に選んでもいいと思います。また、うつわを選んでいる時間もとても楽しい。この感覚どこか古着屋で自分好みの1着を掘り出してるあの感覚に近いような気もするんです。そして家に帰り自分で吟味したうつわでご飯を食べる。ただそれだけで何倍もご飯はおいしくなるしその時間も楽しいしで幸せな気分になれるんです。こんな簡単に楽しい時間は作れるんだなって。生活は自分の工夫1つで変わると感じました。これ意外とやってみたらみんなハマってしまうと思うんで、まずはお手頃なうつわからぜひ試してみてほしいですね!だからこそMINGでは、うつわとうつわの相性などを気にせずとも違和感なく調和してくれるような使い勝手の良い実用的なものをセレクトするよう心がけています。

初めて購入した北海道産スリップウェア

中でも僕がうつわを好きになるきっかけになったスリップウェアというお皿があるのですが、札幌の知り合いの方のお店で見て買ったのが最初でした。陶器の土臭さと洋の雰囲気が絶妙にいい味が出ていて、これまた好きだったワークウェアーの魅力に近いものを感じました。その後自分なりに色々とスリップウェアを調べ、日本でも数人の作家さんが今でもこのスリップウェアを作っていることを知りました。特につくも窯の十場天伸さんのうつわの魅力に一目惚れ。これまで北海道では取り扱いがなかった為、わざわざ東京まで足を運び手に入れた思い出の作家さんでした。

初めて購入した十場天伸さんの耐熱スリップウェア
直火にかけることで味が出る耐熱スリップウェア

いざ使ってみると十場天伸さんの耐熱スリップウェアは(耐熱ではないものもあるのでご注意ください)、煮てよし焼いてよしさらに盛るだけでもよし!と言ったように   使う楽しさまであるんです。やっぱり男子ってこういうツール的なものに弱いですよね。まさに道具のような魅力を感じました。でもこの感覚は料理がお好きな女性の皆様にも面白く感じてもらえるんじゃないか?と思い徳永に女性目線での意見もしっかりと聞き(笑) 日々いろいろな角度からこのスリップウェアを自分たちなりに使い込み感じたことをお客様に伝えたいと思うようになりました。

そして時は経ち数年後…はれてMINGオープンの際に取り扱いをさせて頂けることになり、初めてつくも窯を訪問…

神戸市淡河町のつくも窯

次回のコラムではこちらのつくも窯に行った時のことやスリップウェアのことについて書きたいと思いますので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです!!

それでは、、次回に続きます。  岩谷

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